Bリーグトップクラスの満足体験を舞洲で。最高の演出を体感せよ!

ウォーミングアップを終えた選手たちが引き上げ、ティップオフまであとわずかとなったところで会場は暗転。ここから大阪エヴェッサの演出が始まる。選手入場の際にコートにプロジェクションマッピングが映し出され、ロックバンド「RIZE」が創作したバスケットボールをテーマにした楽曲「ONE SHOT」が流れ、アリーナのボルテージがアップするのだ。

提供・大阪エヴェッサ

試合直前の選手入場の演出を、ファン・ブースターも参加して楽しむ
それに続いて行われるのが『大阪エヴェッサxチームラボ舞洲エヴェッサパーク チームラボ4Dステージ』。これが大阪エヴェッサが誇る独自の魅力あるコンテンツであり、”舞洲・府民共済SUPERアリーナでしか見られない”貴重なものである。
ウルトラテクノロジスト集団チームラボとタッグを組んで行われるこのステージは、Bリーグ開始年となった昨シーズンから実施された。今季は更にパワーアップし、観客がより一層楽しめる仕組みになっている。

ファンやブースターはただこの演出を”見て楽しむ”のではなく、”参加”をすることにより、アリーナを盛り上げることができるのだ。「エヴェッサパーク」というクラブ独自のアプリをダウンロードし、そのアプリ上に表示されるバスケットボールをフリックしてコート上にボールを投げ込む動作をすると、コート上に映し出されるプロジェクションにその動きが反映される。投げ込んだボールが選手の形になったり、コート上に登場するチームキャラクターであるLEDまいどくんに吸い込まれたりするのだ。

本プロジェクトに関わるチームラボの東陵史氏はこう語る。
「去年の最初のほうは参加する人数が多かったのですが、減ってきたという感覚がありました。当時はスマホを”振る”という動作だけだったのですが、今回は”選んで投げる”という少し複雑な動きを入れたんです。これによって操作する時間も増え、より参加型になってくるのかなと思います」

“参加型”の演出にこだわったのはこういった経緯があるようだ。そして、スマホを使ったという点についてはこう続けて言う。
「応援の盛り上げというところで言うと、人がコートに入れるわけでもなく、お客さんは席から動けない。そこから”参加”というと、みんなが触っていて、体の一部みたいにもなっているスマートフォンを使うのが良いのかなと思いました。ただ、昨季は試合終了後にコートの中に入ってボールを触る、ということもやっていました。そういう意味でもスマホだけではなく、他の形もできるかと思います」

今後、さらなる展開が見られるかもしれない。

提供・大阪エヴェッサ

“バスケ”以外での満足体験

これらのように、アリーナ内外での様々イベントや演出が行われた後、メインとも言えるバスケットボールの試合が行われる。一般的に”スポーツ観戦”というと競技の試合がメインであり、応援するチームの勝ち負けや試合の内容によって満足感が左右されるというのが通説である。しかし、この府民共済SUPERアリーナで催されている様々な取り組み、特に大阪エヴェッサが生み出すこの試合前の演出はそれを見に来るだけの価値があるものだと言える。そこに加えて、エヴェッサが戦う試合が白熱すれば、それによって得られる満足感は計り知れないものとなるだろう。

「世の中は”体験”に価値が出てきているんじゃないかなと。もっと参加したい、ここに行かないとできない、ということに価値が出てきていると思うので、そういう部分をメインにして創っていくことが重要かなと。もちろんそこは試合も含めて、ですね。試合も含めて、全部が繋がって『ここに来てよかった』『ここに来ないとできない体験だった』と思って帰って頂くのが重要かなと思います」

東氏はこういうことも口にしていたが、まさに『ここに来ないとできない体験』というものが、府民共済SUPERアリーナにはある。
バスケファンのみならず、純粋にエンターテイメントを楽しみたいという思いを持つ方は、ぜひ足を運び、この魅力を体感してもらいたい。


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